「図解&ケース 国際タックスプランニング入門」(著者:田川利一)読了。
初めて勉強する分野について本を選ぶとき、「図解」入り、「入門」を謳っている、の2点をフィルターとして用いる。後は手に取ってみて、図解の多少や理解しやすいかを見て決めるのだが、今回はAmazonで衝動買いにより中身を確認できなかったため、理解するのに少々骨を折った。
とは言え、値が張るだけあって良書。数年前くらいからアメリカ企業を中心にタックスプランニングの是非は騒がれていたが、ここに来てようやく勉強できてスッキリ。日本でのケースでは武富士の相続問題が記憶に新しいのではなかろうか。結果的には、武富士サイドが最高裁まで戦って勝訴した一件であるが、改めて、タックスプランニングの重要性について考えさせられた。
タックスプランニングそのものもそうだし、書籍の中で幾度も登場するような、PE(恒久的施設)、外国子会社配当金不算入制度、移転価格税制、コストシェアリング契約、パススルー・エンティティ、ハイブリッド・ファイナンスなど聞き慣れない言葉に戸惑いを覚え、何回も、何回も、ページを行ったり来たりし、3歩進んで2歩下がることから、読み進めるのに、いつもより時間を要した。
自分が何を知らないかを知ることがスタート。不足を確認し、現状を嘆くことは、大切な儀式だと言ったのはリヴァイ兵長(漫画「進撃の巨人」)だが、正にそれ!まだまだ知らないことが沢山あることを知り、また、前述の通り、僕が選択したものは、あくまで入門書であるから、この世界は未知に溢れている。そして、僕はその内から沸き起こる好奇心から、本日、一つの書籍をAmazonでまたポチってしまったw。
次は、もう少し実務的な書籍をチョイスしたので、また読み終えたら、ここで所感を申し上げたいと思う。最後に一つ、今回読んだ書籍の中でも紹介されていた一文に触れ、締めくくりたいと思う。
日本国憲法
第三十条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。
第八十四条 あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。