個の力と組織の力

個1×個2×個3…×個n=組織n、かつ、個>1という関係式が成立するならば、組織nの優劣を決定づけるのは間違いなく個それぞれの独立した力である。しかし、現実社会はそうなっていない。そこには、協調性、組織の風土、価値共有など可視化できない存在を僕らは感覚値として持っている。すなわち力を転換する変数αとでも言おうか。

このように考えると人材マネジメントの領域は、次の二つの変数と言い表せそうだ。個の能力開発と個々が連携して産出するアウトプットの効率性を司るα。前者はOJTやOff-JTによって構成され、後者は様々な形でのコミュニケーションの産物と僕は考える。

一緒にご飯を食べることによって同じ釜の飯を食った仲間という絆の深め方があれば、一緒にスーパー銭湯に出かけて裸の付き合いというやつもあり、時には一つ屋根の下で合宿よろしく過ごすことも連帯感を醸成する。このような共に時空をシェアすることによる仲間意識が個々の間を強くつなぎとめることによって生まれるチームワークこそがαの育み方なのだろうと思う。

ちなみに、デジタルモンキーズにおいては、将来、従業員が100名に達したら、僕は吹奏楽部を作りたいと思っている。笑

9教科の中で音楽と美術が苦手分野だった僕がそうしたいというのも少し滑稽ではあるが、いつかオーケストラをやりたいなと思う。その時、僕はトランペットを吹いている絵を想像するのである。。

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