いよいよ今年も残すところ1ヶ月ちょっととなった。スケジュールは遅れに遅れたが、ようやく新たな事業化について構想が大詰めを迎えて、準備段階に入った。
大きく分けるとEC事業とWebメディア事業の二本立て。前者は僕自身が手がける肝いり案件ではあるが、自身のスケジュールもあって、進行はゆっくりとしたスロースタートになりそうだ。後者は当社スタッフによる試験的事業化。大儲けもしないが、着実に利益を生む活動で比較的固い収益を長い時間軸に渡ってもたらしてくれるものと夢想している。
EC事業自体は、従来より事務受託という形でペット用品の通販事業というものを担わせていただいてきて、今なお、成長段階の事業となっており、文字通り顧客とはWin-Winの関係性が作れているのではないかと思う。ここで得たノウハウと新しい野心的なチャレンジをもってして、これまでにありそうでなかった面白いECを展開したいと思っている。
便利屋稼業の難しさはどうしても時間の切り売りになる事で、たしかに成果に対して一定の報酬を受け取ることはできるにせよ、ゴーン容疑者の一件でも一部の声として見られる貰い過ぎの問題は経済合理性ではあまり語られず、感情論の的になりやすいから難儀だ。そして、何より、僕自身がそういう仕事を余り好きだと思えない心情であることもあるだろう。学んで来たことを社会に活かすこと、その結果として対価を得る事は、決して悪いことではない。しかしながら、その創出した価値を貨幣価値に置き換えた瞬間に、貰ってんなとなる。
いやいや、安いだろ？笑
なので、僕は僕の仕事として1対1の商売よりも、1対多の商売にシフトを試みる。2019年は、デジモンB to C元年にもなろう。起業から丸8年、遠回りをしてきて、ようやく見えてきたものがあるように思う。