責任を負う

責任感を持って仕事をする。まぁ、要するに自分でケツが拭けるかってことだ。たまにビジネスシーンで見かける人も多いことだろう。「責任感を持って仕事をしろ!」といった上司と部下のやり取り等。ここで問題になるのは、この責任感という感覚値が人によって異なる点は大いに問題であるし、曖昧性を排除していない点において、上司はやや言葉足らずかも知れない。では、責任感とは、こと仕事において、どのように考えるべきだろうか?

パッと思いつくものとしては下記の二つ。

  • 債務履行
  • 費消コストの回収

債務履行とは、とどのつまり、ビジネスとは取引における契約の連続性にあって、互いに債権債務の関係性が成立する双務契約ということ。早い話が、約束は守るという事だ。会社と従業員の間には雇用契約が存在し、営業職等は会社を代表して取引先または一般消費者との契約が存在する。対価に見合った価値(相手方の期待値以上の成果)の創出が債務と考えられよう。

費消コストの回収とは、お金を使う際に生じる結果責任。1,000円のコストを投入し、1,000円を回収したという事象があったとすれば、これはビジネス上、mission failed だ。悪戯に資金を寝かせたわけで、その代替策である預金による受取利息を上回らなければならないからだ。

このように、前者は端的にいえば職務を全うせよということであり、後者は投資回収せよということだ。

その上で、リスクを恐れるな!である。言いたい事も言えず、お金を使う事に怯え、ただただ今いる場所に縮こまり、立ち止まっていては、競争者にいつしか食われる。一発レッドカードというのはサッカーでもそうであるように極めて大きな重過失、または、悪意ある故意性の有無と考えれば、イエローカード2枚分まではイケる。チャレンジしなければ、点は奪えないから、リスクを負ってセンターにボールを放り込もう。

仕事の価値とは、一定以上になると、そのような事が求められているように僕は考えています。つまり、責任を負えるか、自問自答し、行動に移せるかどうか。やらないという選択は、確かにあるにはあるのだが、イケると思ったら一気にゴールめがけて駆け上がらなければなりません。日々の忙しさの中で、この仕事を引き受けるべきか否か、多くの人は、仕事を引き受ける事に躊躇するから、僕みたいな無鉄砲者に仕事が多く回ってくる。笑

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