経営資源

業務代行、求人採用、新人研修、おおよそ、経営資源のうち人的資源というものについて考える環境にどっぷり浸かっています。

また世間並みにある人不足問題との対峙を通じて、セルフレジ、省力化、RPA、ロボティクス、AI等の検討を重ねたりし、経営資源におけるモノによるヒトの代替といったことも業務の一環として抱えています。

ヒトからモノへのシフトは、今後ますます積極的に…、というよりは必要性に駆られる格好で推し進められるのだろうと考えています。様々なところで取り上げられているように、今後、ホワイトカラー部門においてより一層、仕事は機械に置き換えられるのだろうというのは、もはや、当たり前に起こってくるのでしょう。

そのような時代にあって、改めて、ヒューマンリソースというものにフォーカスし、今後、どのような人材が求められるかは非常に興味深い考察のように僕は思います。機械による代替不可能または代替困難な仕事とは何であるか?

一言で言えば創造性を発揮する仕事。ニーズを汲み取って商品開発をすることや、業務プロセスの見直し、営業戦略の立案、新しい研究や技術といったシーズを用いた製品やサービスの提供など、過去からの統計に依らない、不連続な遊び心溢れるイノベーションといったものを夢想します。少し変わった言い回しをしましたが、遊び心というものが、こと日本人においてはもっと重要視すべきなのではなかろうかと考えています。

僕自身が、では、どれだけ外国人の考え方や暮らしぶりを知っているんだと思われるかもしれませんが、まぁ、日本人の平均的な関わり度合い程度であろうとは考えております。とはいえ、海外のメディア、海外出張等において触れる体験、近年は盛り上がるインバウンド需要のおかげで国内で海外の方の応対をすることも珍しくなくなりました。読み物から得られる情報と自身の体験などを積分していくと、当然に合成の誤謬というものが生じるのは百も承知と断りつつ、そういう比較を通じて、日本人はもう少し遊びがあっても面白いというように思います。

僕自身は大阪生まれの大阪育ちという発育環境もあり、ユーモアというものを日本人の平均以上に持ち合わせていると思いますが、周囲を見渡しますと、まだまだ勉強が足りんなと感じる局面に遭遇します。今更、笑いに関する講釈を垂れるつもりもございませんが、誰かを笑わせよう、和ませよう、場を盛り上げようといった無償の人間愛に満ちた果敢なチャレンジ精神に意味があるのではないかと僕は思うのです。スベる事の怖さより先に、そういう考えに及ぶ事。スベったら、スベったで、リカバリーは後から考えれば良い。笑

イノベーティブな発想とは、いつもこのような気心知れた遊びの精神を起点としているように僕は考えており、つまりは、経営資源における汎用性の効かないヒトに関して申し上げれば、デジタルモンキーズの競争力源泉とは、このようなユーモラスな人々が集まる集団組織を作り上げることにあるというように考えております。

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