好景気

2019年11月期の決算を終えました。年末年始は例年以上に仕事が重なり、決算業務が上手く捗りませんでしたが、何とかゴール。そんな数ヶ月を振り返ると、やはり世間は好景気なのでしょう。

人不足というのは、不況下ではあまり耳にしません。前回投稿でも挙げた通り、僕が社会に出る頃というのはいわゆるITバブル崩壊以降で多くの友人が就職戦線に苦戦を強いられる状況でしたし、決して、僕の世代というものが他世代と比較して人口のボリュームゾーンとして存在している訳でもなく、労働力を提供する側の立場から言えば、決して、過剰感があったわけではありません。

そんな往時を忍びつつ、今の時世というのは、まさに好景気のサービスタイムに入ってきたというように思いますし、周囲を見渡しても、多くの事業者が潤ってきているように思われ、お金というものが循環しているような気の流れというものを実感します。

このような局面においては、我々、デジタルモンキーズにおいても投資局面というように思っていまして、現在、人材の積極採用を行っています。我々はまだまだ小規模事業者ゆえ大手企業のような新卒採用といった計画はございませんが、中途でのオペレーターを複数部門で登用する計画でおります。まずは我々の事業領域をより拡大すべく、EC運営担当者および内装工といったセクションの積極採用を推し進めており、今年に入って僕の仕事も採用業務に少しシフトしております。もう少し先の未来への投資という点ではプログラマーの採用も若干名で計画しておりますが、こちらは中々競争が激しく、引き続き苦戦が強いられております。

好景気だから、需要があるから、とにかく人をと言っていては、景気サイクルの後退局面においてより多くの苦労が待ち受けていると考えており、このような時期にあるからこそ、しっかりと応募者の方とコミュニケーションを取り、当社の文化とシンクロする人材かどうかを見極めて、採用活動に邁進したいと考えております。お金で寄る人というのは、お金次第で離れていく人ということの裏返しであり、デジタルモンキーズという集団組織においては苦楽を共にする、社長をはじめ質素倹約を是として、社会に貢献していく集団組織でありたいと僕は考えるのです。また、誤解がないように申し上げれば、薄給で縛り上げようとも考えておりません。社員個々の暮らしの安寧を築くことは社の使命ととらえ、親が子に教えるが如く、贅沢を排して慎ましく、しかし、シッカリと安定した生活が営めるように利益を還元して参りたいというように考えております。

好景気であるからこそ、おごらず、自らを等身大に自己評価して、身の丈に合った投資配分というものを冷静沈着に判断して参りたいと思います。

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