新しい日常

変わりゆく世界。改めて、昨年の緊急事態宣言から1年を経て、そんなことを考えています。

リモートワークが我が国においてどこまで普及したかは想像の域を出ませんが、少なくとも、そういう働き方について社会が寛容になったという向きはあるのでしょう。Wワークや副業などというものも、以前と比べると、使用者側に一定の理解が出始めたように思います。身近なシーンでは、マスクが当たり前になり、入退室時にアルコール消毒をし、開催される飲み会の数もグッと減ったように見受けます。

そんな生活を続けて1年、そういう生活に慣れてきたようにも思いますし、今さら過去に後戻りすることもないのではないかと推し量ります。

東京五輪の開催可否、コロナワクチン摂取の他先進国と比較した際の我が国の遅れ、そして、止まない感染者数への一喜一憂と斑模様の経済補償対策、多くの国民がそれぞれのテーマを切り取っては批判する風潮にやや心を痛めながら、明るい未来とはどうあるべきか見通しの悪いこの未知の向こう側をジッと見つめております。

new normal.

新しい時代を喜ぶか喜ばざるかはさておき、この変わり果てた世界、非日常が日常化した今を受け入れ、その中で必要なサービス、そして、企業活動とは何かを考えて行動に移すことが大事なのでしょう。

明るい社会を形成するために、僕らが提供するサービスは真に価値あるものか再考する分岐点に今いるように思います。
それは顧客をどのレベルで満足させるのか、ということ。同じサービス品質なのであれば、より環境負荷が低く、より社会にとって望ましい供給体制(障害者雇用やダイバーシティへの対応等)というのは近年巷を騒がせる流行歌のようですが、やはり、そういうことに果敢に挑戦する企業というのは、どこか人間臭くて僕は好きだと思うんですね。

社会を豊かにする。
そういうテーマをチームメイトと共有し、同じ価値基準をもって、目の前の一つ一つの社会的課題というものを解決していきたいと考える次第です。

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