精神力

新しいことに挑み始めた時、障壁が僕らの行く先を幾度も阻みます。プロ性とは、そういう障壁を何度も乗り越えていくことで育まれるものなのでしょう。

数理で考え、仁義をもって決し、より良い社会を目指す!

これは、デジタルモンキーズ(DMs)の理念であり、哲学であり、僕らDMsの普遍の思想です。日々の仕事をなんとか仕上げて、少しでも学習したRPAを触るぞというのが僕の今のマイブームなわけですが、改めて、そのような新しい技術に触れていると未来の仕事の有り様というものも以前と比べて幾分か見えてきたように思います。製造業におけるFA化がブルーカラーの職を奪い、次はいよいよホワイトカラーだと言われるのが分からなくもありません。そんな時代の端境期に立ち会いながらも、僕は未だなお人の可能性を信じています。

これから僕らが歩んでいく未来の仕事では、ロボットが多くの場面でサポートしてくれるように思います。僕の興味や関心、思考を読み解いて、「あなたの過去の意思決定パターンからすると、これですか?」といった具合に。いつしかそのことが当たり前になり、クリックひとつで物事が進んでいく仕事というのはどこか味気ない。やはり、人は立ち止まり、考え、未来はどうあるべきかを決断して、前に進むべきだと思うのです。その道の先には失敗し、涙流すときもあるでしょうが。

仁義をもって決するというのは、倫理観と照らして、自身の道徳観ではなどといった人情的な判断基準もあれば、たとえそれが苦難の道程であったとしてもそこに明るい社会があるのだから前に進もうという勇気や仁愛といったものを含んでいます。この投資案件が失敗する確率は99%ですとモニターに表示された時、それがより良い未来ならば、僕は残りの1%を高々と掲げていたい。そして、その1%の成功を手にするのもまた人の精神力の為す術なのではなかろうかと考えています。

こうすればきっと明るい未来が待っていると自身が信じたものに対して、多少の困難がつきまとってもゴールまでは這ってでもたどり着くぞという気概や精神力が、人をそういう地点にまで連れて行くように思います。

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